ソフトウェアプロセス改善 (SPI) と CMMI、SLCP は AP科目Aで頻出。組織レベルの開発成熟度を測る枠組みを押さえます。
CMMI (Capability Maturity Model Integration) は組織のプロセス成熟度を 5レベルで評価する国際標準。
レベル1 (初期) → 2 (反復可能) → 3 (定義) → 4 (定量管理) → 5 (最適化)。
レベルごとに何が違うの?
Level 1: 場当たり的・属人的。
Level 2: プロジェクト単位で標準化。
Level 3: 組織全体で標準化。
Level 4: メトリクスで定量管理。
Level 5: 継続的改善で最適化。
日本企業の多くは Level 2-3 が現実的目標。
SLCP って何ですかぁ〜?
Software Life Cycle Process。
ソフトウェア取得・供給・開発・運用・保守の共通プロセス枠組みを定めた規格。
日本では JIS X 0160、国際標準は ISO/IEC/IEEE 12207。
発注者と受注者の役割を明確にするために使われます。
AP では『CMMI のレベルと特徴』『SLCP の対象プロセス』『PDCA との関係』が頻出なのよ。
最近は ITIL や PMBOK と組み合わせて出題されることもあるわね。
実務だとどう活きてくるの?
発注者は受注者の CMMI レベルで品質を判断し、SLCP で契約の対象範囲を共通理解します。
官公庁や大企業の調達では、CMMI Level 3 以上を要件にすることもありますよ。
確認クイズ
CMMI のレベル 5 (最適化レベル) の特徴として、最も適切なものはどれか。
- プロセスは場当たり的で、成功は個人の能力に依存する
- プロジェクトごとに反復可能なプロセスが整備される
- 組織全体で標準プロセスが定義されている
- メトリクスを基に継続的にプロセスを最適化・改善している
こたえを見る
正解: 4. メトリクスを基に継続的にプロセスを最適化・改善している
Level 5 (最適化) はメトリクスとフィードバックを基に継続的にプロセス改善する最高レベル。1 はLevel 1、2 はLevel 2、3 はLevel 3。Level 4 が定量管理、Level 5 が最適化です。