情報理論 — ハフマン符号と誤り訂正

情報量・エントロピー・ハフマン符号・誤り検出/訂正の基礎を、AP科目A頻出ポイントに絞って整理。

情報理論は AP 科目Aで 1〜2 問、科目B問5 (NW) でも符号化の知識が問われます。情報量・エントロピー・ハフマン符号・誤り訂正の4本柱を押さえましょう。

鳴海 理央(普段) 鳴海 理央

情報量 は『その事象がどれくらい意外か』を表す量で、−log₂ p(x) ビットで計算します。
確率が低い事象ほど情報量が大きい、という直感です。

砂原 ニコ(しょんぼり) 砂原 ニコ

うっ、log…苦手だぁ…

緒方 ナオミ 先生(笑顔) 緒方 ナオミ 先生

log₂ は『2を何乗するとその数になるか』ということね。
log₂ 8 = 3、log₂ 16 = 4。
これだけ押さえれば AP は十分解けるわよ。

藤咲 まりあ(普段) 藤咲 まりあ

エントロピー って何ですかぁ?
ファイル圧縮のときに聞いたような気がするんですけどぉ…

鳴海 理央(普段) 鳴海 理央

情報源の平均情報量です。
Σ −p(x) log₂ p(x) で計算。
圧縮の理論的下限を示す重要量で、ハフマン符号 のような可変長符号化はエントロピーに迫る圧縮を実現します。

緒方 ナオミ 先生(普段) 緒方 ナオミ 先生

ハフマン符号は、出現頻度の高い文字に短いビット列を割り当てる方式。
誤り検出符号 と並んで AP 頻出よ。

砂原 ニコ(びっくり) 砂原 ニコ

誤り訂正って、要はデータが化けても直せるってこと?

鳴海 理央(普段) 鳴海 理央

はい。
ハミング距離 という『2つのビット列で異なるビット数』が大きいほど、訂正能力が高くなります。

確認クイズ

ある情報源が4種類の記号を等確率で出す。1記号あたりの平均情報量 (エントロピー) は何ビットか。

  1. 1ビット
  2. 2ビット
  3. 3ビット
  4. 4ビット
こたえを見る

正解: 2. 2ビット

等確率の場合エントロピーは log₂ N。N=4 なら log₂ 4 = 2 ビット。各記号を 00/01/10/11 の 2ビットで表せばちょうど無駄なく符号化できる、という直感とも一致します。

🔖 この記事の関連書籍

Amazonアソシエイトリンクを含みます。他分野は おすすめ書籍ページ へ。