問8 情報システム開発攻略 (UML読解)

UML 読解、SOLID 原則の適用、設計レビューの観点、アジャイル運営など問8 の典型題材を整理。

問8 (情報システム開発) は UML・要件定義・設計レビューが中心。クラス図・シーケンス図の読解が必須スキル。

鳴海 理央(普段) 鳴海 理央

問8の典型題材を整理すると、① ユースケース図・クラス図・シーケンス図の読解、② オブジェクト指向設計の改善提案、③ 設計レビューでの指摘、④ アジャイル開発のスプリント計画、ですね。

砂原 ニコ(しょんぼり) 砂原 ニコ

UMLって苦手なんだよね…

緒方 ナオミ 先生(笑顔) 緒方 ナオミ 先生

APのUMLは基本パターンの組合せなのよ。
クラス図の関連 (実線)・継承 (空白三角)・コンポジション (黒菱形) と、シーケンス図のメッセージ・自己呼び出しを覚えれば十分よ。

📝 過去問サンプル (記述設問)

A社の販売管理システムでクラス図を作成中、『顧客』クラスに『注文を登録する』『支払を管理する』『配送状況を更新する』の3つの責務が集中している。SOLID 原則の観点から問題点と改善方針を、80字以内で述べよ。

【模範解答 (例)】
単一責任原則 (SRP) に違反している。注文・支払・配送の各
責務を別クラスに分離し、顧客クラスは識別情報のみを
持つよう設計を見直す。(78字)

【減点ポイント】
× 「複雑だから直すべき」 → SOLID 原則の言及がない
× 「全部のクラスに分割」 → 過剰分割 (現実的に不適切)
× 字数オーバー (81字以上)
× SRP の説明だけで改善方針が無い

確認クイズ

オブジェクト指向設計で『1つのクラスが多くの責務を持ちすぎている』状態を改善するために最も適切な原則はどれか。

  1. 単一責任原則 (SRP)
  2. 開放閉鎖原則 (OCP)
  3. リスコフ置換原則 (LSP)
  4. 依存性逆転原則 (DIP)
こたえを見る

正解: 1. 単一責任原則 (SRP)

SOLID の S = SRP は『1クラスは1つの責任のみ』を持つべき、という原則。責務が集中したクラス (神クラス) は、責務ごとに分離するのが基本対処です。OCP は拡張容易、LSP は派生置換、DIP は抽象依存に関わる別の原則。

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