ファシリティマネジメント

UPS・冗長化電源・データセンタ Tier・PUE などファシリティの基本を整理。

ファシリティ (建物・電源・空調) は AP のサービスマネジメント分野で問われます。データセンタの設計要素を押さえます。

鳴海 理央(普段) 鳴海 理央

ファシリティマネジメント は建物・電源・空調・配線・物理セキュリティを最適に管理する活動。
データセンタの可用性に直結します。

砂原 ニコ(普段) 砂原 ニコ

電源って具体的にどんな対策があるの?

緒方 ナオミ 先生(笑顔) 緒方 ナオミ 先生

UPS (無停電電源)・自家発電機・二系統給電 (商用電源を複数社から受ける方式)・PDU (配電盤) などね。
電源は『単一障害点になりがち』だから、冗長化が必要なのよ。

藤咲 まりあ(普段) 藤咲 まりあ

Tier って聞いたことがありますぅ〜

鳴海 理央(普段) 鳴海 理央

つまり、データセンタの信頼性等級 (Uptime Institute) のことですね。
Tier I (年22時間ダウン許容) から Tier IV (年26分以下) まで4段階あって、Tier IV は完全冗長化です。

緒方 ナオミ 先生(普段) 緒方 ナオミ 先生

AP では『データセンタの Tier 区分』『UPS の役割』『PUE (電力使用効率) の意味』が問われるわよ。

確認クイズ

データセンタの信頼性等級 (Tier) で、Tier IV の特徴として最も適切なものはどれか。

  1. 電源と冷却システムが単一系統で、計画停止が必要
  2. 電源と冷却が完全冗長化されており、年間ダウンタイムが約 26 分以下
  3. 1 つのコンポーネントが故障してもサービスは継続できるが、保守時に停止が必要
  4. 可用性目標は設定されておらず、ベストエフォート運用
こたえを見る

正解: 2. 電源と冷却が完全冗長化されており、年間ダウンタイムが約 26 分以下

Tier IV は最高信頼性等級で、電源・冷却・通信などすべてのインフラが完全冗長化 (2N+1)、年間ダウンタイム 26 分以下 (99.995%)。Tier I は単一系統 (年 22 時間ダウン)、Tier II は冗長コンポーネント、Tier III は同時保守可能性。

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