イノベーション理論は AP のストラテジ系で頻出。キャズム理論・S字曲線・両利き経営の3点を押さえます。
代表的なイノベーション理論: ① ロジャースの普及理論 (イノベータ→アーリーアダプタ→アーリーマジョリティ→レイトマジョリティ→ラガード)、② ムーアのキャズム理論、③ クリステンセンの破壊的イノベーション・両利きの経営。
キャズムって何?
キャズムというのは『深い溝』のことね。
アーリーアダプタ (新しもの好き) とアーリーマジョリティ (実利重視) の間には深い溝があって、ここを越えられないと普及しない、っていうジェフリー・ムーアの理論なの。
多くのスタートアップがここで失敗してしまうのよ。
S字曲線って何ですかぁ?
技術や市場の成長は『導入期 (緩慢) → 成長期 (急成長) → 成熟期 (横ばい)』のS字パターンを描く、というモデルです。
新技術への切替えタイミングを判断するときに、現技術が成熟期に入っていないかを見極めるのに使いますね。
クリステンセンの『破壊的イノベーション』は、既存大手が無視する低性能・低価格製品が後に市場を奪う現象。
例: スマホがガラケーを駆逐、デジカメ→スマホカメラ、Netflix がブロックバスターを破壊。
『両利きの経営』ってのもよく聞くよね!
オライリーとタッシュマンの理論ですね。
既存事業の『深化 (exploit)』と新規事業の『探索 (explore)』を同時に追求する経営スタイルです。
AP では DX 文脈や経営戦略の選択肢で頻出ですよ。
AP では『キャズムの位置』『破壊的イノベーション vs 持続的イノベーション』『両利きの経営の意味』あたりが問われるわね。
確認クイズ
ジェフリー・ムーアの『キャズム理論』で、深い溝 (キャズム) があるとされる位置はどこか。
- イノベータとアーリーアダプタの間
- アーリーアダプタとアーリーマジョリティの間
- アーリーマジョリティとレイトマジョリティの間
- レイトマジョリティとラガードの間
こたえを見る
正解: 2. アーリーアダプタとアーリーマジョリティの間
キャズムは『アーリーアダプタ (13.5%) と アーリーマジョリティ (34%) の間』にある深い溝。新しもの好きから一般顧客への移行で、製品要件が大きく変化 (新規性 → 実用性) するため、多くの製品がここで普及できずに終わります。