イノベーション理論 — キャズム・S字曲線・両利きの経営

ロジャース普及曲線・ムーアのキャズム・クリステンセンの破壊的イノベーション・両利きの経営を整理。

イノベーション理論は AP のストラテジ系で頻出。キャズム理論・S字曲線・両利き経営の3点を押さえます。

鳴海 理央(普段) 鳴海 理央

代表的なイノベーション理論: ① ロジャースの普及理論 (イノベータ→アーリーアダプタ→アーリーマジョリティ→レイトマジョリティ→ラガード)、② ムーアのキャズム理論、③ クリステンセンの破壊的イノベーション・両利きの経営。

砂原 ニコ(普段) 砂原 ニコ

キャズムって何?

緒方 ナオミ 先生(笑顔) 緒方 ナオミ 先生

キャズムというのは『深い溝』のことね。
アーリーアダプタ (新しもの好き) とアーリーマジョリティ (実利重視) の間には深い溝があって、ここを越えられないと普及しない、っていうジェフリー・ムーアの理論なの。
多くのスタートアップがここで失敗してしまうのよ。

藤咲 まりあ(普段) 藤咲 まりあ

S字曲線って何ですかぁ?

鳴海 理央(普段) 鳴海 理央

技術や市場の成長は『導入期 (緩慢) → 成長期 (急成長) → 成熟期 (横ばい)』のS字パターンを描く、というモデルです。
新技術への切替えタイミングを判断するときに、現技術が成熟期に入っていないかを見極めるのに使いますね。

緒方 ナオミ 先生(普段) 緒方 ナオミ 先生

クリステンセンの『破壊的イノベーション』は、既存大手が無視する低性能・低価格製品が後に市場を奪う現象。
例: スマホがガラケーを駆逐、デジカメ→スマホカメラ、Netflix がブロックバスターを破壊。

砂原 ニコ(普段) 砂原 ニコ

『両利きの経営』ってのもよく聞くよね!

鳴海 理央(普段) 鳴海 理央

オライリーとタッシュマンの理論ですね。
既存事業の『深化 (exploit)』と新規事業の『探索 (explore)』を同時に追求する経営スタイルです。
AP では DX 文脈や経営戦略の選択肢で頻出ですよ。

緒方 ナオミ 先生(普段) 緒方 ナオミ 先生

AP では『キャズムの位置』『破壊的イノベーション vs 持続的イノベーション』『両利きの経営の意味』あたりが問われるわね。

確認クイズ

ジェフリー・ムーアの『キャズム理論』で、深い溝 (キャズム) があるとされる位置はどこか。

  1. イノベータとアーリーアダプタの間
  2. アーリーアダプタとアーリーマジョリティの間
  3. アーリーマジョリティとレイトマジョリティの間
  4. レイトマジョリティとラガードの間
こたえを見る

正解: 2. アーリーアダプタとアーリーマジョリティの間

キャズムは『アーリーアダプタ (13.5%) と アーリーマジョリティ (34%) の間』にある深い溝。新しもの好きから一般顧客への移行で、製品要件が大きく変化 (新規性 → 実用性) するため、多くの製品がここで普及できずに終わります。

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